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明日は良い日 ~Hope For Tomorrow!~
キュアラブリー「世界に広がるビッグな愛! 現れろ《No.11 ビッグ・アイ》!」
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遊戯王GXへ、現実より:間(小)話 休み-短話-
会話文だけの短かい話。
休みの間の出来事ですが、本編に組み込むには短かった話を番外編的な扱いで。


・休みの間、十代と電話


『だー、もう! まいったぜ、まさか融合デッキ……じゃねぇか、エクストラデッキに枚数制限が出来るなんてなぁ』
「まぁ、そこは時代の流れってことで。シンクロ召喚はレベルさえ合えば何種類ものモンスターが出せるからな。規制しないと大変なことになるのはわかるだろ?」
『わかるけどさぁ。そういや、今まで遠也は持ってるシンクロモンスターを全部デッキに入れてたのか?』
「いや、俺はほら……シンクロのテストをする関係で、ペガサスさんからルールのことは初めから聞いてたからな。15枚設定で作ってたよ」
『それで俺やカイザーに勝ってたのかよ。すっげぇなぁ』
「勝ってるってなぁ。勝ち越してるってだけで、負けてもいるじゃないか」
『そうだけどさぁ。ま、いずれは俺が勝ち越してやるからな!』
「言ってろ、返り討ちだよ」
『へへ! あ、そうだ。なぁ、遠也』
「ん?」
『今度俺の家に遊びに来いよ! 休みってどうも暇でさ。なんていうか、性に合わないんだよなぁ』
「ああ、そういえばお前も家に戻ってるんだっけ」
『おう。さすがに夏休みは長いからなぁ。たまには親に顔を見せないとな! で、どうだ遠也』
「俺は構わないぞ。っていうか、お前の家ってどこにあるっけ?」
『そこらへんは後で教えるぜ! どうせ休みなんて時間が余ってるんだから、多少距離があっても大丈夫だって!』
「そうかもしれないが……それは普通そっちに出向く俺が言うセリフだろ」
『あれ、そうか? まぁ、いいや。遠也が来てくれるんなら、退屈な休みも面白くなるぜ! 好きなだけデュエルできるしな!』
「やっぱりか。それもいいけど、少しは勉強もしろよ」
『げぇ……。せっかくアカデミアは夏の宿題がないんだからさぁ。固いこと言うなよ』
「それでいつもテスト前に泣きつかれるのは俺なんだが……。まぁ、いいや。わかった、んじゃ今度お邪魔するよ」
『サンキュー! じゃ、また後で連絡するぜ!』
「ああ、じゃあな」


「――遠也、十代くんから?」
「ん、ああ。今度家に遊びに来いってさ」
「へぇ。十代くんの家かぁ。楽しそうだね」
「どうする、お前も来るか?」
「うーん……遠慮しておこうかな。男同士の付き合いもあるだろうしね」
「……なんだその分かってますよ的な発言は。まぁ、それなら男同士で楽しくやってくるとするよ。どうせ泊まるにしても一泊ぐらいだろうし」
「うん、了解。楽しんできてね」
「おう」




・十代と


「お、きたか遠也!」
「よっす、世話になるぞ」
「ああ! じゃあ早速俺の部屋でデュエルだ!」
「ちょ、まぁいいけどさ」


「……気づけば昼か。十代、飯はどうする?」
「そうだなぁ。とりあえず外に行こうぜ。そんで、適当なところで食べればいいだろ」
「適当だなぁ」
「そうか? 普通だろ」


「へへ、儲けたぜ!」
「お前……店でクジ引きやってたからって、荒らすなよ」
「なんだよ、俺は何も不正はしてないぜ」
「不正なしで五回連続3等(未開封パック3セット、十代お目当ての景品)とか……」
「さーて、何が出るかなっと。お、なんだこれ。《モリンフェン》?」
「なん……だと……」


「しかし……」
「どうしたんだよ遠也」
「いや……十代、お前もカラオケとか来るんだな、と」
「お前、俺をなんだと思ってんだよ。こう見えても普通の高校生なんだぜ」
「いや、うん。そうだな。悪い」
「よくわかんねぇけど、今は思いっきり歌おうぜ! まずはKC社の社歌から……」
「そんなの入ってんのかよ!?」


「いやー、遊んだ遊んだ。カラオケとか久しぶりに行ったよ」
「なんだよ、マナとは行かないのか?」
「正直、アカデミアに入るまでの一年間は余裕のない生活してたからなぁ……」
「ふーん……ま、言いたくないなら聞かないぜ。それより、家に帰ってきたことだしデュエルしようぜ!」
「いや、その理屈はおかしい」


「――ん……十代、まだ起きてるか?」
「おう。へへ、ちょっとした旅行気分でこういうのもいいよな」
「そういや、来学期には修学旅行もあったなぁ」
「ああ、童実野町にいくやつだろ? 楽しみだぜ」
「俺は自分の家がある町だから、微妙な気分だけどな」
「遠也の家って童実野町だったのか!?」
「ああ、言ってなかったっけ?」
「聞いてないぜ! じゃあ、あれだ。今度は遠也の家にお邪魔して……ああ、やっぱいいや」
「どうした、急に」
「いや、遠也の家ってことはマナもいるんだろ? 前に明日香に“遠也とマナが二人きりの時は極力邪魔するな”って言われてさぁ。なんかよくわかんねぇけど、また今度機会があったら行かせてもらうぜ」
「ああ、うん。わかった」
「んじゃ、寝ようぜ。おやすみー」
「おう、おやすみ」




・自宅へ


「ただいまー」
「あ、おかえり遠也。どう、十代くんは元気だった?」
「ああ、元気も元気。あいつ、勉強嫌いなくせに休みも嫌いなんだよな。動いてないと落ち着かないらしい」
「あはは、十代くんらしいね」
「確かに、らしいっちゃらしいか。……あ、そうだ」
「うん?」
「はいこれ、おみやげ」
「わ、ありがと遠也。カード?」
「おう、十代が何とも珍しいカードを引いたからな。交換してもらった」
「……これ、懐かしいカードだね。《モリンフェン》なんて久しぶりに見たよ」
「ああ。相手のライフが1550以下の時に直接攻撃を決めれば即勝利となる恐るべき能力の持ち主だぜ」

《モリンフェン》
通常モンスター
星5/闇属性/悪魔族/ATK1550 DEF1300
長い腕とかぎづめが特徴の奇妙な姿をした悪魔。




・エクシーズ版BMG


「あれ、遠也。何してるの?」
「ん? いや、ちょっと新しいデッキを作ってたんだ」
「へぇー、どれどれ。……あれ? この縁が黒いカードって……」
「そ。エクシーズモンスターだな」
「でもこれ、遠也は使うつもりはなかったんじゃ?」
「使うつもりはないさ。俺のフェイバリットはやっぱりこのシンクロデッキだからな。ただ、単純にペガサスさんの頼みでさ」
「ペガサスさんの?」
「ああ。なんでも、いつかエクシーズを登場させる時のために、今からデータが欲しいんだとさ」
「へぇ……何年後になるんだろうね、それ」
「さあなぁ。シンクロが定着してからになるだろうから、少なくとも10年は経たないと無理だろうな。気長な話だよ」
「そうだね。あ、なにこれ、私?」
「……ああ、《マジマジ☆マジシャンギャル》か。一応、ブラマジガールのエクシーズ版リメイクカードだからな」
「こっちは服が黒いんだね。ねぇ、遠也。今度、召喚して見せてよ。私、このカードの精霊にならなれそうだし」
「え、どういうこと?」
「うーんとね。このカードって、どう見ても私自身なんだよね。あ、見た目だけじゃなくてね。ブラック・マジシャン・ガールそのもののカードだから、これは私のもう一つの身体みたいなもの、ってこと」
「……普通、カードの精霊は自分の描かれたカードしか依り代に出来ないけど、マナはこのカードならBMGとは違うカードだけど依り代に出来るってことか?」
「うん、だいたいそんな感じかな」
「ふーん……まぁ、今度な。どうせI2社で使う時もあるだろうし」
「やったー!」
「その時って、やっぱりマナはこの格好になるのかな」
「うん。だって、これって私が魔術的にレベルアップした姿みたいなものだしね」
「そうだったのか……」


《マジマジ☆マジシャンギャル》
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/闇属性/魔法使い族/ATK2400 DEF2000
魔法使い族レベル6モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、手札を1枚ゲームから除外して以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールド上のモンスター1体を選択し、このターンのエンドフェイズ時までコントロールを得る。
●相手の墓地のモンスター1体を選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。






・???


「――……斎王。あなたは今、僕が負けると言ったのか?」
「ああ、そうだ。エド、お前は負ける」
「馬鹿な……! 僕にはプロとして裏付けされた実力がある! そして僕の本来のデッキはプロとしての実力を凌駕するとの自負も! それでも、あなたは僕が負けると言うのか、斎王!」
「ああ。何度でも言うぞ、エド。お前は勝てない。少なくとも、今は」
「……今は、か。では、いずれ勝てると?」
「……彼の運命は私にも上手く見通せない。こんなことは初めてだが……なんと言えばいいのか、これは……」
「斎王?」
「……いや、不確定なことを口にするのはやめよう。ただ、そうだな。彼を占うと必ず出てくるのは……これだ」
「『塔』の正位置だって?」
「そうだ。これは『トラブルとの遭遇』『予期せぬ問題との直面』を意味する。なかなか面白い結果が出たものだ」
「……それで、斎王。あなたは何が言いたいんだ」
「そうだったな。つまり、彼は勝手に自滅してくれるかもしれないということだ。尤も勝てないと言ったのは事実だから、対戦は極力避けてほしいがね。それより、優先すべきは遊城十代……彼の方だ」
「あのHERO使いとして名を上げた男か。ふん、僕の敵ではない」
「だが、遊城十代は彼と親しい間柄と聞く。油断はするなよ」
「誰に言っているんだ、斎王。僕のマネージャーなら、パートナーの実力ぐらい信じてくれてもいいんじゃないか?」
「ふっ……これは失礼した。では、私は私なりにお前をサポートすることにしよう――」


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